月の土

植物が育つ土にしたい。主に登山・植物の雑記とイラスト

タケノコ掘り体験【農家民泊】

今回農家民泊でお世話になったのは宮崎県にあるお家。どこまでも広がる田んぼ道を車で走り、細い道を進んだところにあった。

広〜い敷地にはメインの家と、昔住んでいた家をアトリエにしたもの、調理場の小屋、牛の放牧地、ヤギの囲い、竹林、鶏の飼育小屋、ブルーベリーの木々、ビニールハウス、ミツバチの巣箱などが置かれている。ここに自給自足生活をしながら暮らしている夫婦が住んでいる。今回は1泊お世話になり、その時は4月でタケノコ掘りが体験できるということなのでそちらもさせてもらうことになった。

 

ついてからまずお父さんと犬が出迎えてくれた。犬は囲いからぴょんぴょんしてこちらをみている。人懐っこくてとてもかわいい。それから荷物を置いて、お父さんに敷地内を案内してもらった。ついこの間生まれたばかりのヤギがいるとのことなので見せてもらった。

 

【5つごヤギ】

柵の中に5つの点が飛び跳ね光っていた。こんな色してたら外敵に襲われやすいんじゃないかと不安になるくらい真っ白の体。近くにお母さんヤギとおばあちゃんヤギが見守ってます。数週間前に生まれたそうで、5つごは珍しいらしい。

5匹でかたまりになって柵から出たりヤンチャ盛り。

 

【タケノコ掘り】

お母さんも合流してタケノコ掘りをレクチャーしてもらう。

  1. いい感じのサイズのタケノコを見つけたらその周りの土をザクザク掘る。
  2. かなり下まで掘る。
  3. タケノコが曲がっている内側に向かって思いっきりクワを入れる。
  4. 根の近くのピンク色のつぶつぶが見えるあたりで切れるとGood

クワを使い慣れてなくて土を掘り起こすのがなかなか上手くいかなかった。あと手がすぐ疲れる。おかあさんは慣れた手つきで私の倍のスピードでザクザクと掘り進めていた。しかも斜面に生えているので足にも堪える。タケノコの周りの土を掘り進めて、切っていいと言うOKが出たらクワで一撃で切る。切り方はゴルフのショットのように、場所を狙い定めて大きく振りかざしてガン!!すでにヘニャヘニャの腕力なため、クワが吹っ飛んでいかないか心配になりつつも大きく力を込めて振る!!一回で切れなかったので何度かリトライして無事収穫。おっきい立派なのが採れた。

ほら、手と比べるとこんなに大きい。そしてタケノコ外側の皮を剥いて畑の方にリリース。これもちゃんと肥料になる。それから剥き終わったタケノコを水で洗っておっきな鍋でゆがく。私たちが持って帰るためにここで下処理もしてくださった。とても助かった。

【タケノコ満載の夕食】

夕食は全部お母さんの手作り。旬のタケノコがたくさん入っている。今日採った分はアクを取るために熱を冷ましながら一晩おいているので、夕食に出る分は以前採ったもの。それ以外の野菜もここで育てたもので、ドレッシングなどの調味料やお酒も自家製。

タケノコご飯めっちゃ美味しくて2人ともおかわりした。タケノコ以外の炊き込みご飯に使える調味料の配分も教えてもらった。お酒はザクロ酒やかりん酒をいただいた。かりんは珍しいなと思って飲んでみたら案外好きな味だった。なんか薬みたいな味でクセになる。お料理全部全部美味しくてお腹がはち切れそうになるまで食べた。

ご飯を食べながらいろんなお話をした。ここには人も含めて生命力が溢れている。自分で収穫して食べる喜びと苦労がある。必要な分だけ作って必要な分だけ使う。自分が食べるものは自分で賄う。人があるべき本来の暮らし方ってこう言うことなんじゃないかと考えたりした。