月の土

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【2022.11.5】登山ド初心者の屋久島縄文杉トレッキングレポ 2日目①

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2022.11.5(土)

本日はいよいよ縄文杉まで往復10時間のトレッキング。

ガチ山登りなんて今回が初めてなのでぶっちゃけ体力的にも不安で前々からかなり緊張していた。かといって筋力トレーニングだとか試しに低山を登ってみるとかいったことはなーんにもしていない。あえていうとしたら傾斜のある坂を登ってみたくらい。これだけでも息が上がって途中めげそうになった。というのが私の現時点の体力スペック。

 

ルート:トロッコ道〜小杉谷集落跡〜仁王杉〜ウィルソン株〜夫婦杉〜大王杉〜縄文杉(ゴール!)

注:この縄文杉トレッキングはツアーを組んで行っています。

 

3:00 起床

早めに寝た甲斐もあって時間通りに起床!慣れないことをする時ほど時間の余裕は大事。

正座して瞑想。(二度寝ではない)

 

4:00 バスお迎え

スタートの荒川登山口までバスで1時間ちょい。

お外はまだ真っ暗、バスの車内の明かりも消してくれている。2度寝するならここ。

 

4:50 お弁当受け取り あさひ弁当さん

私たちは予約の際、ツアー会社に弁当も頼んでおきました。

お弁当は一人2つあります。

 

5:20 荒川登山口到着

登山口着いたらまず担当のガイドさんを探す。

担当のガイドさん見つけたと思ったら、急いで1つ弁当を食べてと。他のグループの人たちはもう先に食べ終わったよ。君たちのせいでスタート遅くなっちゃうじゃないかみたいな圧を感じつつ、今着いたんだし知らんがな…。と思いつつ焦って弁当の半分くらいかき込んだ。

 

トイレも済ませ(大事)、今回一緒に登るグループの方6人と合流。みなさん私たちと同じ年代の麗しい女性たち、なんか安心。よろしくお願いしますと挨拶して出発!

 

6:00 出発

外はまだ真っ暗で足元も見えづらいためヘッドライトON!今も使われているというトロッコの線路上をズッタカズッタカ進む。

 

陽が出てきた!

 

ダイナミック!

 

7:00 小杉谷中学校跡

そこの近くで一度休憩。

ふぅ。道は平坦だし体力もまだまだ平気!

 

7:20 再び歩く

 

さる!

 

8:30 仁王杉

 

8:50 大株歩道入り口(トイレ・休憩)

ここまでのトロッコ道は距離はあれど平坦なのでそこまで疲れはなし。まだ体力もあり、ゆっくりと周りの自然を堪能しながら楽しめる余裕がある。

だがしかし、本番はここから!!

この先は本格的な山道に入る。

ほんで、初っ端から超急傾斜な階段が現る。そうやった、ウチらは深い森の奥に鎮座する縄文杉を拝みにきたんや、、とスイッチが切り替わる。

 

急階段をよじ登ったところでグループの一人が、階段の高所に怖がってリタイア。この時は、高いところ怖いのに山に登りにきたの!?とは思ったけど、早期判断できたのはナイス。もしこの判断が途中の変な道だとしたら、ガイドさんがこの人を安全なポイントまで送るため、大株歩道入り口まで引き返さなければならない。その間私たちはガイドさんが戻ってくるまで待ちぼうけを受けることになる。

だが、この人がこの先登れないとするとこの人はどうするのか?

 

リタイアした女性「私もう怖い…。この先いけないです…。」

ガイドさん「大株歩道入り口で僕たちが戻ってくるまで待つことになるけどいい?」

リタイアした女性「大丈夫です!!パソコン持ってきてるので!!仕事しておきます。」

グループ全員「(パソコン・・?)」

 

何をしにきたのかますますわからない。縄文杉を目の前に森林ワーケーションをしたかったのだろうか。贅沢すぎるだろう。

 

でもこの出来事は山登り初心者の私にとってすごく勉強になった。

リタイアした理由は大きく2つ。準備不足と自分のレベルに合わない山を選んだこと。

  • ルート確認
  • どんな山道か(岩が多い、道が滑りやすい、急傾斜の道が続く等)
  • かかる時間
  • 自分の体力に見合った山か

を事前に下調べすることが大事!!

個人で行くなら自分の体力に見合ったルートや登りやすいルートに変更できるが、グループで行く場合はそれができない。だから尚更事前準備が大事になる。

しかもせっかく来たなら目的地まで登り切って、帰って美味い酒飲みたいじゃん?

周りのため、自分のためにも準備はしっかり整えようと心に刻みました。

 

続く!

 

 

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