月の土

植物が育つ土にしたい。主に登山・植物の雑記とイラスト

植物界隈でよく出てくる用語まとめ① 〜植物の種類や状態に関する用語〜

お家で植物を育成し始めて半年が経ちました。

まだ半年、もう半年という感じですが、日に日に熱は増すばかりであります。この短期間で知った世界は想像以上に広く、深く、まるで植物が根を張る大地のよう。しかし私が見ているのはまだまだ入り口でしかありません。マサラタウンにサヨナラバイバイ。

観葉植物から多肉植物、サボテン、コーデックスまで短期間で幅を広げてしまい育て方を調べながらアワアワしております。

なので今回は育て方を調べていく上でよく出くわす「用語」をまとめました。植物のことあんまり知らない人や、最近育て始めた人が見て「よく耳にするけどよくわからんな」と思ったものを挙げていきます。

 

 

植物の種類や状態に関する用語

斑入り(ふいり)

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見た目の状態:葉に白色または黄色の半模様が入っている。

葉や組織の細胞内に含まれている葉緑素の全てあるいは一部が失われる発達以上または構造的な斑入り。光合成に影響するため、斑無しのものに比べて耐陰性に劣る。

綴化(てっか)

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見た目の状態:サボテンや多肉植物が横にわ〜って広がったり、ぐねぐね〜ってなっている。

植物の花や葉、茎が生えてくる小さい点である生長点に傷が入るなどしてバグを起こした突然変異。垂直に伸びたり、帯状に成長する外見的な変形がみられる現象。

 

徒長(とちょう)

手前は上に伸びて徒長したハオルチア。

見た目の状態:茎や葉が必要以上に間延びしてビョーンとなっている。

徒長を引き起こす原因は、日照不足、水分過多、高温多湿、肥料の過不足、密植などさまざま。徒長した植物は葉の間がスカスカになったり見た目のバランスもよろしくない。園芸を嗜む人はずっと付き合っていく問題。

葉焼け(はやけ)

植物が強い日射しを受けたときに、葉っぱが茶色くなったり黒っぽく変色すること。

強い日差しにより、葉の葉緑素(クロロフィル)が破壊され、葉焼けした部分は光合成ができなくなってしまう。葉焼けや葉の変色を感じた場合は、置き場所を見直そう。

塊根植物(かいこんしょくぶつ)

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見た目の状態:根や茎などが肥大してぷっくりぼってりしている植物。

またの名をコーデックス。主な原産地はアフリカ大陸や、中東・中南米などの暑くて乾燥した降水量の少ない地域。膨らんだ部分は根から取り込んだ水分を溜めておく貯水タンクになっている。

 

実生(みしょう)

種から育てられた株を指します。私はずっと「じっせい」と読み間違えていました。

 

現地株、現地球(げんちかぶ、げんちきゅう)

簡単にいうと自然が育てた野生株。実生とよくセットで使われます。

人が管理する実生株と比べ厳しい環境で育っているため、見た目もワイルドで特徴的なものが多い。

ベアルート株

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根っこが生えていない状態の株。主に海外から輸入されてきた株。

空港での植物検疫を通るために土と根っこを落とさねはならないのです。発根管理ファイティン。

ビザールプランツ

珍奇植物 ビザールプランツと生きる

またの名を珍奇植物。多肉植物、食虫植物、エアープランツなど見た目が奇妙で少し変わった植物。長い間いろんな植物を見ていると、何が珍奇で何がそうじゃないかよくわからなくなってくる、奥深い世界。

 

 

 

以上、植物の種類や状態に関する用語まとめでした。

次回は「育て方に関する用語」をまとめていきます。