【選んだポイント】
- ミヤマキリシマが見頃
- 登り降りトータル5時間目安
大分の九重連山のひとつ、平治岳(ひいじだけ)に挑戦!
例年5月上旬から6月下旬はミヤマキリシマの見頃となり、山肌一面がピンク色に染まる。このシーズンはミヤマキリシマの満開を見に全国から多くの登山者で賑わうそう。ちょうど見頃シーズンだったので行ってきました。
【ルート】
登り:男池登山口〜ソババッケ〜大戸越(うとんごし)〜平治岳山頂
降り:平治岳山頂〜大戸越〜ソババッケ〜男池登山口
【メンバー】
いつメン
【ほかほか弁当キッチンハウス】
2023.6.3(土) 天気:晴れ
熊本から出発し、九重方面向かう途中お弁当屋さんに立ち寄った。お弁当は登山のモチベーションに大きく関わるのでそこら辺のコンビニ弁当ではダメなのだ。
店内に入るとメニューがズラーっと並んでいて、選ぶのに迷った。注文してから作ってくれるのでほかほかの出来立てが受け取れる。早く頂上で食べたい!
【男池登山口】
名水百選にも選ばれている男池湧水群がある登山口からスタート。
なんか登山口のところで清掃協力金の納付が必要とのことで1人100円ずつ納めた。それから男池橋を渡りしばらく歩くと、男池湧水池に到着。
地下からこんこんと湧き出る水の透明度には驚きを隠せない。もちろん飲水することができる。これが口当たり柔らかくて冷たくて、とても美味しい。持っていたペットボトルいっぱいに汲んで行った。
綺麗な水回りに自生する植物たちのなんと美しさたるや!
私たちが登り始めた時間は11時過ぎた頃。平治岳山頂を目指すにはスタートが少し遅かった。登山口を入ってすぐにすれ違いざまに降ってきたおじさんに、今から登り始めるのは無理だ。ここは木が覆われているから、5時になる頃には真っ暗になってしまう。今から山頂に行くのはやめた方がいいんじゃないか。と言われたのもこの景色を見る頃には忘れていた。
その時は忘れていたけど、おじさんが気にかけてくれたことも、時間的にも考慮して山頂に行くことを絶対条件としない、安全第一で進むことをもう一度二人で話し合った。
豊かな自然の景色を見るだけでもここにきた意味は充分ある。それほどに美しい森だった。
まだ比較的傾斜もなだらかで、ゆっくりと森林浴セラピーを楽しめる。
そして綺麗な水辺と程よい日陰で「いい苔」がたくさん生えている苔好きにはたまらないスポットだよ。苔愛者集まれ!
【かくし水】
こちらのかくし水も飲むことができる。ひんや〜り冷たいよ。
【ソババッケ】
新緑の山道を歩いていると、突然殺風景な荒野が出現した。ここの地帯を「ソババッケ」と呼ぶらしい。木は朽ち、地面には草も生えておらず生命の気配がない。
登山口から平治岳までのちょうど中間あたりなので、ここで給水休憩。
土曜日なのもあって登山者は多く、登る人と降る人のすれ違い回数が多い。今日は山全体が活気で溢れている。
つづく!