月の土

植物が育つ土にしたい。主に登山・植物の雑記とイラスト

トルコ料理が"世界三大料理"と聞いたので食べてみようじゃないか

はてブトップで色んな人のブログを読みあさっていたら気になるタイトルを発見。

世界三大料理

そういえば知らんな。ふむふむ、フランス料理、中華料理、トルコ料理...。

とるこりょうり!?

ケバブ以外食べたことないかもしれない。世界三大料理というのにケバブくらいしかわからない。食べてみたい...。でもなんでトルコ料理なのかな?

 

調べてみる。

同じようになぜって思う人いるね。日本はトルコ料理の飲食店も少ないし馴染みがないからね。予測変換トップに「誰が決めた」が入るのはみんな納得がいってないのか?

 

 

トルコ料理世界三大料理に入る歴史的背景

宮廷料理として発展した。

トルコ料理が大きく発展した14世紀頃のオスマン帝国時代、帝国は東ヨーロッパやアラビアなど広大な地域を支配していました。オスマン帝国の皇帝の住む「トプカプ宮殿」の調理場は「味の研究所」と呼ばれ、帝国内の様々な地域からシェフが集まり、種類豊富な食材の研究に勤しみました。召し抱えた料理人達に腕を競わせた結果、多彩で豪華な料理文化が発展。

古くから東西の珍しいものが沢山集まる場所だった。

トルコは地中海と黒海に面し、北アフリカや中東、アジア圏につながっているトルコには、多様な民族の往来も多く、古くから東西のさまざまな食材が集まります。

現在のイスタンブールにあたる場所は、シルクロード交易の通過地点であったため、中国の豊富な食材や香辛料が運ばれました。

国土が広く、食材も豊富。

トルコ国内でも海の幸から山の幸、様々な食材が豊富に採れるため独自の食文化が発展。

 

他の三代料理にも共通しているが、味うんぬんとか多く人に食べられているとかではなく、大帝国の宮廷料理として発展、貿易が盛んでさまざまな食材が手に入る、自国での食材も豊富=舌のこえた宮廷の王族がさらに美味しい料理を追求し、発展している。ということが基準のポイントみたい。

 

 

 

食で文化を味わう

ここまで調べたけど結局どんな料理があるのかわからん。食べよう!!!

 

家から電車で30~40分でトルコへ行けました。

びゅりふぉ〜。

独特の柄が異国感満載!

トルコ共和国初代大統領のでっかいポスターと向かい合い、目玉に安全ピンが通してある柄のクッションの隣に座ります。

 

ランチメニューは3種類。がっつり肉料理のキョフテとヨーグルトチキンソテーに惹かれたけど、お米とヨーグルトで作った季節限定スープがついてるベジプレートにしました。味が想像できない興味と限定には弱い。

スープがお先に来たのでいただきます。

クリーミーだけどさっぱりとしたお味。ヨーグルトの酸味やミントのスースー感も全然。刻んだ玉ねぎの食感も楽しい。美味しい。メニュー見返す、「ヤイラチョルバス」という料理名。う〜ん、帰る頃には忘れてそう。

ベジプレート。

左下の野菜煮込みはその日で変わる、シェフの気まぐれベジ煮込み。右上のヨーグルトはデザートとしてではなくソース。お米とか野菜に好きにかけて食べるんだって。

豆の煮込みとか大好きなんですよね。

何かを葉っぱで巻いてあるこれ、酸っぱい!

おそらく「ドルマ」という葡萄の葉で食材を包んで煮込んだ料理。ごめんなさい食べて何包んであるかわからなかった。しかも聞くの忘れちゃった、ペロ。

ヨーグルトソースも忘れずかけて食べてみる。ソースと言うが、まんま甘くないプレーンヨーグルトの味がする。隣に座っていた女性お二人は苦手だったようで、好みが分かれる。

店内にあるトルコ独自のインテリアや雑貨を楽しみながらペロリと完食。

 

トルココーヒー

食後にトルココーヒーもいただきました。

写真じゃ伝わらないけど、カップがちっっさいんです。あと、お口直しリキュールとお茶菓子もついてくる!飲み方もご丁寧に説明いただきました。ありがたい!

 

教えたくないことまで書いていただき、本当にありがたい!!!

なぜカップが小さいのかお店のかたに伺ったところ、トルココーヒーはその独自の抽出方法から、味が濃いので少量で十分とのこと。ほうほう。

一口飲んでみる。淹れたてはコーヒーの粉がまだ沈みきっていないので舌触りがざらっとする。粉が沈む間にリキュールも飲んでみる。甘くてぽかぽかする。

 

あと忘れてはいけないお茶菓子!これめっちゃ好き。「ロクム」というトルコでもポピュラーなお茶菓子。結構甘いのでコーヒーとよく合う〜〜。

コーヒー濃いって言ってたけど、そこまで濃いと思わなかったし普通のコーヒーカップ量でも飲めた気がした。けれどこれはリキュールとお茶菓子あってこそと思うので、この塩梅がいいんだろうな。あと、カップの底に溜まったコーヒーのモッタリした粉結構好きでした、ってお店の人に言ったら苦笑いしてた。

ご馳走様でした!

 

どうでしたか

ケバブ以外の料理を初めて体感できてとても面白かった。独自のスパイスや食材の組み合わせが私にとって新しく、クセになってしまいそう。今回はトルコ初級編ということで、次回は代表肉料理キョフテやパン、デザートも味わってみたい。あとハーブティと本当は教えたくないコーヒーの楽しみ方も!(欲張り)

お店の方も、料理のことを丁寧に説明してくれたりととても親切でいい方がたでした。また食べに行きたいと思いやす!!